2024-10

さあ、ようこそ『バード・ボックス』の世界へ。ここは、見ちゃいけないものが溢れる場所。見たら最後…ってやつだ。この映画、サバイバルだ、家族愛だって言うが、正直気まずいシーンも、ちょっとグロい場面もある。だからこそ、家族と観るなら覚悟を決めてく...

いやはや、『ヘレディタリー／継承』に出てくるディテールの数々は、どれも意味深でじっくりと恐怖を醸し出すための装置になっているんだ。例えば、さりげなく映る“犬”の存在や、不気味に漂う“黒いカス”、そしてアニーの母、エレンの呪われた“王妃リー”...

『ヘレディタリー／継承』は、観る者に徹底的な絶望を突きつける一大ホラーだ。その中でも、「電柱」シーンは恐怖の象徴として異彩を放っている。ピーターが車を運転中、まさかの悲劇が起こり、チャーリーが首を失う――まさにホラー映画史に残る衝撃的な場面...

『ヘレディタリー／継承』という映画に足を踏み入れるってのは、単なるホラー好きには少々覚悟がいる。ここでお迎えするのは、幽霊のひと騒ぎとか、血まみれの殺人鬼なんかじゃない。これは家族の闇、親から子へと連綿と続く呪われた“継承”の物語だ。 君が...

さて、『アイアムアヒーロー』、2016年の公開以来、その「グロでスプラッターな」描写が実に痛快…というか、あまりにも露骨で、万人受けするかと言えば正直疑問だな。しかし、そこがこの作品の醍醐味でもあるわけで、過激なゾンビ（ZQN）描写にビビら...

映画『冷たい熱帯魚』に登場する社本妙子の狂気は、観る者に強烈なインパクトを残します。彼女が放つ「もっとぶってください！」という言葉に潜む破壊的な欲望、骨焼却に醤油をかける異常な儀式、そして風呂場で繰り広げられるグロテスクなシーンの数々…すべ...

背筋が凍るような狂気が詰まった映画『冷たい熱帯魚』。この作品は単なるホラー映画ではなく、実際の事件「埼玉愛犬家連続殺人事件」をもとにしたショッキングなフィクションだ。家族で鑑賞するには重すぎる暴力描写と異常なキャラクターたちが織りなす物語は...

ようこそ、陽の光が異様に明るい、スウェーデンの狂気の村へ。ここでは、朝から晩まで祝祭の嵐――と思いきや、その裏には“本当に嫌な”秘密がゴロゴロ転がっている。飲み物はなぜか鮮やかな黄色、メイクイーンのための壁画には奇妙な図像、赤ちゃんとハサミ...

「『ミッドサマー』は、不気味な儀式と残虐な文化が光の中で狂気を踊るホラー映画。愛すべきクズキャラ、マークの運命は皮を剥がれ、下半身は行方不明…。障害を持つルビンが“神託者”として崇められる異様な村の伝統、そして人肉ミートパイの秘密まで。これ...

アリ・アスター監督が仕掛けたホラー『ミッドサマー』、一見美しいスウェーデンの村で繰り広げられる狂気の儀式には、深い意味と恐怖が隠されている。クリスチャンが命を落とした理由、サイモンが体験した伝説的な拷問「血のワシ」、そしてクリスチャンが“ク...